ネオン(Ne)-さらに発見された稀ガス元素
ネオン(10Ne)は1898年にイギリスの化学者W.ラムゼーとM.トラバーズによって発見されました。当時はヘリウムとアルゴンが発見され,周期律から原子量20の気体の存在が確実視されていました。ネオンは,ラムゼーが液体空気[…]
もっと読むネオン(10Ne)は1898年にイギリスの化学者W.ラムゼーとM.トラバーズによって発見されました。当時はヘリウムとアルゴンが発見され,周期律から原子量20の気体の存在が確実視されていました。ネオンは,ラムゼーが液体空気[…]
もっと読むヘリウムとアルゴンが相次いで発見され,その原子量はHe=4.0,Ar=40でした。反応性に乏しく,原子価は0。こうした事実が明らかになるに及び,D.メンデレーエフの周期表において,1族(アルカリ金属)の前に一つの族が新[…]
もっと読むアルゴンは反応性の低さから不活性ガスとして様々な用途に使われます。また,水銀灯・蛍光灯・真空管などへの封入,食品の酸化防止のために包装容器への充塡,更にレーザーや潜水用混合気体としても使われます。ここでは,薄膜作製,ア[…]
もっと読む稀ガスで最初に発見されたアルゴン(18Ar)は,単原子分子の不活性な気体です。空気中に体積・質量共に約1%含まれ,水蒸気を除くと窒素,酸素に次いで三番目に多い成分です。アルゴンは空気を構成する気体の密度の測定結果を検討す[…]
もっと読む今回から稀ガス元素を順にご紹介します。ヘリウムは稀ガス元素の一つで単原子分子です。宇宙全体では水素に次いで多い元素(質量の27%)ですが,地球大気には体積で約0.0005%しか含まれていません。化学的に不活性で,水素に[…]
もっと読む写真1:貴ガスの真空放電。左からヘリウム(He、原子番号2)、ネオン(Ne、原子番号10)、アルゴン(Ar、原子番号18)、クリプトン(Kr、原子番号36)、キセノン(Xe、原子番号54)。それぞれ個性的な色の光を発する[…]
もっと読む写真1:貴ガスの真空放電。左からヘリウム(He、原子番号2)、ネオン(Ne、原子番号10)、アルゴン(Ar、原子番号18)、クリプトン(Kr、原子番号36)、キセノン(Xe、原子番号54)。それぞれ個性的な色の光を発する[…]
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