ネオン(Ne)とその仲間たち ~仙人のようなおとなしい元素~
写真1:貴ガスの真空放電。左からヘリウム(He、原子番号2)、ネオン(Ne、原子番号10)、アルゴン(Ar、原子番号18)、クリプトン(Kr、原子番号36)、キセノン(Xe、原子番号54)。それぞれ個性的な色の光を発する[…]
もっと読む写真1:貴ガスの真空放電。左からヘリウム(He、原子番号2)、ネオン(Ne、原子番号10)、アルゴン(Ar、原子番号18)、クリプトン(Kr、原子番号36)、キセノン(Xe、原子番号54)。それぞれ個性的な色の光を発する[…]
もっと読むキセノンは周期表第五周期の稀ガス元素ですが、完全に不活性ではなく、1962年以降にフッ化物や酸化物が合成されました。小惑星探査機「はやぶさ」のイオンエンジンについてもご紹介します。 稀ガス元素発見のラッシュ ヘリウム(H[…]
もっと読むヒ素の毒性 ヒ素は天然の硫砒鉄鉱から得られ、金属と非金属の両方の性質を持ちます。ヒ素化合物には、有機ヒ素、亜ヒ酸、アルシンなどがあり、特に3価のヒ素は毒性が大きいことが知られています。同族のリン(P)が生体内で重要な働き[…]
もっと読むフラーレンとカーボンナノチューブ 皆さんこんにちは。 フラーレンという物質は1985年に発見されました。今ではその存在はよく知られていますが、当時まず最初にサッカーボール型のC60分子(図1)[1]が実在することが見つか[…]
もっと読む元素記号Cs、原子番号55番の元素、セシウム。 元素名はラテン語で青空色(caesius)による。2人のドイツ人化学者ブンゼンとキルヒホフが、1860年に当時の新技術である分光法における発光スペクトルの中に、青色の新しい[…]
もっと読む富を生んだナトリウム オーストリア旅行の最後にウィーンの世界遺産シェーンブルン宮殿を訪れた。シェーンブルン宮殿はハプスブルク家の夏の離宮であった。広い前庭を横切って宮殿の中に入ると、贅を尽くした内装には目を見張るものばか[…]
もっと読む写真1:フッ素といえば・・・フッ素樹脂加工で焦げ付かないフライパンや、歯の再石灰化を助けるフッ素配合の歯磨きなどが思い出される(depositphotos) ※2019年4月15日に公開した記事ですが、リライト記事に[…]
もっと読む今年は、ロシアのメンデレーエフが元素の周期性について発表して150周年を記念する「国際周期表年」です。メンデレーエフは、発表当時の周期表中にあった空所に入るべき元素を想定して仮称を付け、既知の同族元素を考慮してその性質を[…]
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