亜鉛(Zn)-種々の鉱石と二つの製錬法
亜鉛を含む鉱石としては閃せん亜鉛鉱などが知られています。製錬法には乾式法と湿式法(電解法)があり,歴史的には乾式法が先行しました。亜鉛の二回目は鉱石と製錬に焦点を当てます。 興味深い亜鉛鉱石の数々 亜鉛の原料鉱はほとん[…]
もっと読む亜鉛を含む鉱石としては閃せん亜鉛鉱などが知られています。製錬法には乾式法と湿式法(電解法)があり,歴史的には乾式法が先行しました。亜鉛の二回目は鉱石と製錬に焦点を当てます。 興味深い亜鉛鉱石の数々 亜鉛の原料鉱はほとん[…]
もっと読む一酸化窒素NOは二酸化窒素NO2と共にNOxとして書かれますが、公害の元凶の1つとして嫌われているものです。本日はその窒素酸化物の多彩な働きをご紹介します。窒素酸化物には非常に多くのものが知られています。亜酸化窒素N2O[…]
もっと読む元素記号In、原子番号49の元素、インジウム。ドイツの化学者ライヒとリヒターは閃亜鉛鉱(硫化亜鉛ZnSに鉄、カドミウムなど他の元素を不純物として含む天然鉱石)の発光スペクトルの中から、藍色(インジゴ)の輝線を見つけた。そ[…]
もっと読むネオジムと色ガラス 住宅の窓などに用いられる普通のガラスは無色であるが、食器や花瓶などには薄く青やピンクに着色しているガラスが用いられる。これらは普通のガラスに色のついた金属酸化物を着色剤として混ぜて作られたガラスである[…]
もっと読む前回、ウランを中国で「鈾」と書くに至った歴史的な経緯を述べた。最後に挙げたロブシャイトの英中対訳辞書は、すぐに明治維新直後の日本に伝わって、その和刻本やその他の辞書、西周らの書物、化学書の中で、そうした元素の造字が次々と[…]
もっと読む亜鉛は,金属(単体)として取り出される何世紀も前から銅との合金である真鍮しんちゅう(黄銅)として用いられ,18世紀に入って近代的な製錬が行われるようになりました。今回と次回は亜鉛についてのお話です。 中国の「倭鉛わえん[…]
もっと読む心配なニュースが続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ここ2回はコロナウイルス関連のニュースをお届けしましたが、今回は明るい話題をお届けします。さて、10年前の2010年に北海道大学の鈴木章先生がノーベル賞を受賞[…]
もっと読む元素記号Pt、原子番号78の元素、白金。その漢字には白い金きんと書かれているものの、ジュエリーとして使われる「ホワイトゴールド」とは違う。英語のPlatinumはスペイン語の銀Plataの小さいものの意味、から来ている。[…]
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