有機物?無機物?地球を旅する炭素
元素記号C、原子番号6の元素、炭素。私たちにとって最も馴染みのある元素のひとつだ。図のように炭素は、地球規模で循環している。水の大循環と似て非なるところは、炭素のほとんどが単体としてではなく、生物や石炭・石油などの有機物[…]
もっと読む元素記号C、原子番号6の元素、炭素。私たちにとって最も馴染みのある元素のひとつだ。図のように炭素は、地球規模で循環している。水の大循環と似て非なるところは、炭素のほとんどが単体としてではなく、生物や石炭・石油などの有機物[…]
もっと読むここまで、概説から始まり、個々の元素として、ウラン、マグネシウム、フッ素、酸素に焦点を当てて、それぞれの元素の漢字の成り立ちを追ってきた。試作品のような字を含めて、たくさんの漢字を眺めてきた。 歴史的な変遷のパターンは、[…]
もっと読むケイ素を含む物質は,水晶(石英)・ガラス・ケイ砂などが古代から知られ,シリカ(二酸化ケイ素)は18世紀までは元素であると考えられてきました。フランスのA.ラヴォアジエの著書『化学原論』にある元素表には,「塩をつくる土類の[…]
もっと読む皆さんこんにちは。2020年のノーベル化学賞は、ゲノム編集の研究で大きな成果を得たエマニュエル・シャルパンティエ(Emmanuelle Marie Charpentier)とジェニファー・ダウドナ(Jennifer An[…]
もっと読む元素記号Ne、原子番号10の元素、ネオン。イギリスのラムゼーらが1898年に空気から分離して発見した。メンデレーエフの予測していたヘリウムとアルゴンの間の元素を探していたことから“新しい”を意味するギリシャ語に由来して「[…]
もっと読む日清戦争(1894-1895)の後、中国では、日本の近代科学を取り入れようとする動きが各界で盛んとなった。1900年に章炳麟が、日本から伝わった「酸素」を用いた。1906年に刊行された中国語の化学書にも、「酸素」が使用さ[…]
もっと読む塩素は,1774年にスウェーデンのC.シェーレが塩酸を酸化マンガン(Ⅳ)で酸化して得るまでは,濃硝酸と濃塩酸から王水を調製するときに生じる気体として知られていました。黄緑色で刺激性のこの気体は,1810年にイギリスのH[…]
もっと読む皆さんこんにちは。本日は極めて斬新な回転式の反応装置のご紹介です。さて、水と油を容器に入れて振り混ぜても、すぐに2層に分離しますよね。ドレッシングでは、食用油は水よりも軽いので油が上で水が下になります。図1(A)のように[…]
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