酸素(O)-重水素重水と重酸素重水
天然に存在する酸素には3種類の同位体(16O,17O,18O)があります。水の分子1個に含まれる水素原子の組合せ方には,三重水素(3H)を除くと1H1H,1H2H,2H2Hの3通りがあるので,水の分子には全部で9種類の[…]
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もっと読む酸素の二回目は,酸素の発見に関連して,C.シェーレ(1742~1786)とJ.プリーストリ(1733~1804)の生涯を中心にご紹介します。 戯曲になった酸素発見 ブルガリアの化学者C.ジェラッシ,1981年のノーベル[…]
もっと読む酸素は,地殻の約半分,大気の約5分の1を占める元素です。大気中の酸素は植物の光合成によって蓄えられてきたものです。今回と次回は,気体の酸素が発見されるまでの歴史,発見の歴史の二回に分けてご紹介します。 地球に酸素をもた[…]
もっと読むサマリウムは,1879年にフランスの化学者P.ボアボードランによってサマルスキー石から新元素として発見されました。その鉱物の名はロシアの軍人V.サマルスキー=ビホヴェッツに由来し,サマリウムは人名に基づく元素名の最初の[…]
もっと読むスカンジウム(21Sc),ガリウム(31Ga),ゲルマニウム(32Ge)は,かつてD.メンデレーエフがそれぞれエカホウ素(Eb),エカアルミニウム(Ea),エカケイ素(Es)と予言した元素で,いずれも元素の発見者の母国[…]
もっと読むイッテルビー(Ytterby)に産するガドリン石(Gadolinite)から稀土類元素のイットリウム(39Y)が1794年に発見されたのに続いて,1843年にはテルビウム(65Tb)とエルビウム(68Er)がスウェーデン[…]
もっと読むコバルトは周期表9族(鉄族)の元素で,その単体は銀白色の金属(密度8.9g/㎤,融点1490℃)で,鉄より酸化されにくく,酸・塩基にも腐蝕されにくい性質です。コバルトは合金や顔料などとして身近なところに使われています。[…]
もっと読むセリウムの単体は灰色がかった銀白色の軟らかい金属(融点799℃,沸点3426℃)です。加熱により発火し,熱水,酸に溶け,空気中で酸化されると酸化セリウム(Ⅳ)(CeO2)を生じます。セリウムの原子価は+Ⅲと+Ⅳで,+Ⅳ[…]
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