リチウム(Li)-「石」を意味する元素の活躍
リチウムは、窯業材料、薬から電池まで幅広く使用されています。現在、リチウムの需要の約3割は様々な電気製品の電池で、車載用としても重要な役割と将来性を担っています。 リチウムの発見と広がる用途 1800年、ストックホル[…]
もっと読むリチウムは、窯業材料、薬から電池まで幅広く使用されています。現在、リチウムの需要の約3割は様々な電気製品の電池で、車載用としても重要な役割と将来性を担っています。 リチウムの発見と広がる用途 1800年、ストックホル[…]
もっと読む19世紀に実用化された白熱電球は、それまでのろうそく、石油ランプ、ガス灯より明るく安全で、改良を重ねながら世界を席巻しました。白熱電球がLED照明具に置き換わろうとしている今日、いつかはその役目を終えるのかもしれません。[…]
もっと読む草創期の理化学研究所で、農学者の鈴木梅太郎、物理学者の長岡半太郎とともに「理研の三太郎」と並び称された冶金学者の本多光太郎は、永久磁石のKS鋼を発明し「鋼鉄の父」とも呼ばれます。彼が遺した言葉から、その人となりをご紹介し[…]
もっと読む軽金属時代を築いたアルミニウム。現在の工業的製法は氷晶石(Na3AlF6)を加えた熔融酸化アルミニウムの電解によります。この方法(ホール・エルー法)は1886年に発明され、1㍀(約450㌘)の価格は18㌣([…]
もっと読む銀は、石油、綿、砂糖、自動車などのように世界中で広く取引される「世界商品」の一つです。その埋蔵量は約57万㌧とされ、2016年現在の鉱石生産量はメキシコ(約21%)が首位で、ペルー(約15%)、中国(約12%)が続き、上[…]
もっと読む※今回は「ニッポニウム」に関するお話です。前回のニホニウムとは全く別の元素です。 東北大学の小川正孝によって発見された元素は、周期表中の原子番号43の空所を埋める新元素として、かつて「ニッポニウム」と命名されました。しか[…]
もっと読む原子番号113のニホニウム(Nh)は理化学研究所で合成され、日本で命名された最初の元素。名称の決定までは暫定名としてウンウントリウム(Uut)や、原子番号81のタリウム(Tl)と同族であることからエカタリウムと呼ばれてい[…]
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