ローマ時代の鉛公害
鉛はかつて比較的身近な金属でした。古くから近年に至るまで水道管として使われましたし、以前は実験室の流し台の材料としてもよく使用されていました。私も子供時分に空き地で鉛の管を広い、重くて柔らかいものだなと思ったものです。し[…]
もっと読むネオン(10Ne)は1898年にイギリスの化学者W.ラムゼーとM.トラバーズによって発見されました。当時はヘリウムとアルゴンが発見され,周期律から原子量20の気体の存在が確実視されていました。ネオンは,ラムゼーが液体空気[…]
もっと読むPFAS(Perfluoro Alkyl SubstanceまたはPolyfluoro Alkyl Substance、多フッ素含有アルキル化合物)については2021年にもこのブログでご紹介しました。最近は水道水等にPF[…]
もっと読むヘリウムとアルゴンが相次いで発見され,その原子量はHe=4.0,Ar=40でした。反応性に乏しく,原子価は0。こうした事実が明らかになるに及び,D.メンデレーエフの周期表において,1族(アルカリ金属)の前に一つの族が新[…]
もっと読むタンパク質や核酸など、生命活動に重要な役割を果たしている物質の構成元素には窒素(N)が含まれています。気体の窒素は大気のほぼ8割を占め、地球上に無尽蔵とも言える量がありますが、窒素分子(N2)は極めて反応しにくい分子で、[…]
もっと読む消毒薬 消毒薬は多くの種類があります。医療でよく使われるのはアルコール(エタノール、イソプロパノール)、ポピドンヨード、クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウムです。これらは採血や予防接種などの生体の皮膚の消毒によく使われ[…]
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